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祖母と会する
週末に帰省して入院した祖母に逢ってきた。

そして、今回の帰省で私が己のミッションと決めていたことも、形にしてきた。


いま、できることを。


そして・・・
前回の記事への心温かいコメント、本当にありがとうございました。
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祖母はとても元気そうだった。
とても痩せてはいたが、未だかつて見たことのないような穏やかな優しい表情だった。
2泊3日の旅では連日、3度訪れたが、日に日に顔色がよくなり言葉数が増えた。

私とミニラが行くことで喜んでもらえたんだな・・・、そう思う。


が、病状は思わしくなく、肺がん(おそらく腺がん)の進行の早さを思い知らされた。入院した当時はなんとか機能していたがんに侵された右肺が、1週間でつぶれてしまった。がんというと年齢が若ければ進行が速いイメージがあったのだけれど、83歳という高齢でもこんなにも速いのだな・・・ということを思い知らされた。入院して身体に無理をかけたりしないため、一時的に体力が回復して元気になって見える・・・これから先、急変する可能性は十分にあるのだそうだ。

髪を洗い梳いて、爪を切ってあげることができた。

祖母は元来気丈を通り越して本当にとげの多いきつい人で、嫌味や憎まれ口が絶えない人だった。そんな祖母が私に髪を洗ってほしいと言う。爪を切って欲しいと手を差し出す。ちょっとしたことで可愛らしくコロコロと笑い、表情と発する言葉はいつになく情にあふれていて・・・これが悟るということなのだろうか、と思うと胸が締め付けられた。そして、「元気になって家に帰るからね、またおいでね」と・・・。


祖母は病名の告知を受けていない。検査入院と知らされている。が、実際に祖母と話していると・・・おそらく、祖母は自分の病気も死期が近いこともわかっている。それをにおわせる言葉をいくつも聞いた。

家の整理・片付けをして、髪をちゃんと美容院で染め整えて、お盆の墓参りもしっかり済ませてから入院したかった・・・と言っていた。歩けば苦しかったがそのために我慢をした。父に心配をかけまいと、朝、父の前でだけお粥を口にした。毎日鏡で痩せていく自分の顔を見るのが嫌で嫌でしょうがなかった・・・。

できることは全てしたかったのだろう・・・家はきれいに整理されていた。私には、家の畑に植えてあるハスカップ(北海道固有の落葉低木で青い実をつける。実は甘酸っぱい)でジャムを作ってくれていた。そうやって精力的に動けば身体は辛かっただろうに・・・。


いわゆる「病気を治す処置をしない」・・・緩和ケアの方針であるため、病院の規則により入院は最長3週間となるらしく、今週半ばに祖母は転院する。本人には「検査の結果は肺炎で、良くなってきているからリハビリの病院に行きますよ」と伝えられた。転院がどういう意味か、夫も親もすべてがんで亡くしている祖母にはわかるような気もするのだが・・・。


おそらく私が逢った時はこの入院期間でも元気な方で、きっとこれから少しずつ身体が蝕まれていく・・・痛み止めの麻薬もどんどん強くなり、話せる時間も短くなっていくのだろう。しかし、私が次に行く時はおそらく祖母が危篤と知らされた時だ。もちろん自分のこと(仕事も子育ても)あるので、それを放り出して・・・というのは現実的ではないのだけれど・・・。

笑顔と元気な姿を見ることができた。それが最後の会話となるのは、ある意味ものすごく幸せなことだろう・・・そう思う。こんな状態でもちゃんといいお土産をくれるのだな・・・そう思わずにはいられない。


私は、私の出来ることを精一杯する。

冒頭であげた「ミッション」の話は次の記事で。


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【2008/08/25 06:32】 家族のこと | TB(0) | CM(5) |
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comments
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あづまさん、彼のお父様のことお悔やみ申し上げます。

おばあちゃんは、身体が辛いと思いますが
昔の人ですね、心が強い。
髪を洗ったり、ツメを切ってあげたり
おばあちゃんも嬉しかったでしょうね!
しかもミニラちゃんにまで
会えたんですものi-179
家に戻れるくらい体力が回復することを祈っていますi-228


【2008/08/25 13:38】 URL | 横須賀万歳! #4yLSmPWY[ Edit] |
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あづまさん、お帰りなさい、そして、お疲れ様。

あづまさんや、ミニラちゃんがかえったことで、おばあさまや、お父様が安心されたことだと思います。
でも、バタバタと帰ったら、疲れたでしょ?!
無理しないようにね。
まだまだ長丁場でしょうから!!

痛みや苦痛がおばあさまを襲わないよう、心穏やかにすごせますよう、お祈りしています。
【2008/08/25 14:46】 URL | atsu2co #g7N9f/Gs[ Edit] |
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あづまさんへ

おかえりなさい。
そしてお疲れ様でした。

お婆様といい時間を過ごされたようですね・・。
私も16年前に肺がんで父を亡くしているので、読んでいて胸がしめつけられる思いがしました。

でも、もしかしたら最後になるかもしれないお婆様との時間が、
お互いに愛情をあたえあう時間になってよかったですね。

これからも心配する日が続くとおもいますが・・。
どうぞ、ブログに思いをつづってくださいね。なにも力にはなれないかもしれないけれど、一生懸命読ませてもらいます。
kayahime
【2008/08/25 18:48】 URL | kayahime #-[ Edit] |
--きっと・・・--
お婆ちゃんは、自分に時間がないことをわかっているんだろうね。
でも、それを口にしない・・・
隠し、頑張っている家族がいるうから。
私の姉は病院で末期がんの担当の病棟の看護婦でした。
みんな、死が近いのを感じていても家族には絶対に言わないらしい。
家族の思いもわかっているからと・・・

うちの両親も何も言わなかったな・・・

あづまちゃん、辛いだろうね。
今が、すごく辛い時期かも。
なんと言っていいか分からないけど、

お婆ちゃんは喜んでいるよ!
【2008/08/25 21:55】 URL | ひろはる母ちゃん #-[ Edit] |
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横須賀万歳!さん >
一種独特の辛抱強さを持っていますよね。
辛抱強すぎて手遅れ・・・というのは何とも悲しいことではありますが。
自分も含め、若い世代は見習うところも多いと思います。

1日でも長く穏やかな日々が続けばいい・・・今は、そう思っています。


atsu2coさん >
父あたりはミニラについて「もう、うるせえ、うるせえ」と意地を張りますが、
やはり目に入れても痛くないような可愛がりぶりです(笑)
孫パワーのすさまじさを感じますね。

お気遣い、ありがとうございます。


kayahimeさん >
読んでくださってありがとうございます。
お辛かったら、どうか無理をなさりませんよう・・・。

暖かいコメントをたくさん頂き、たくさんのかなしみを乗り越えた方の器の大きさに甘えさせていただけて、とてもうれしく思っています。


ひろはる母ちゃんさん >
お姉さまは大変な場所でお仕事をされていたのですね。
私も実際そういう病棟に足を踏み入れ、接する側の辛さにも胸を締め付けられる思いです。それが毎日緊張感を伴いながら続く・・・本当に大変なことだと思います。祖母が転院する病院はある意味「受け入れ側」の病院なので、本当に末期の方が多いのだとか・・・。少しでも父や母の支えになれたら、そう思います。
【2008/08/26 09:57】 URL | あづま #mPzXc2zk[ Edit] |
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